当社は、大井水産物埠頭を冷凍水産物の物流拠点として構築することを目的に1972年9月に設立されました。冷蔵倉庫を始め、関連諸施設を一元管理する会社として食料・食品の低温保管による品質保持を通じて、安全で安心な食生活への貢献に努めてまいりました。
近年では日本の労働環境や人口推移の移り変わりに伴い食生活もまた変化し、低温物流はますます重要な役割を担うようになりました。当社は、首都圏の物流を支える東京港に面した一所に全5棟・26万1千トンの保管能力を持つ団地型冷蔵倉庫を保有し、水産品、畜産品、農産品、冷凍食品などの貨物を取り扱う低温物流の一大拠点としての特徴を活かしながら、安全かつ効率的、安定的に消費者の皆様に豊かな食生活をお届け出来るよう引き続き取り組んでまいります。また、そのために直面する安全な労働環境の確保やエネルギー問題や環境問題など当社に限らず冷蔵倉庫業界が抱える諸課題について行政、株主、テナント、荷主、その他関係各社の皆様と共に連携しながら解決を目指してまいります。
そして冷蔵倉庫設備の経年化と建替え用地確保による更新・拡充問題は業界、何よりその一員として当社が今まさに抱える喫緊の課題として新冷蔵倉庫建設プロジェクトを立ち上げ実現に向けて将来のあるべき姿を模索しながら準備を進めております。
移り行く時代の変化に的確に対応し皆様のご期待に全力を尽くし応えてまいります。今後とも、尚一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。